システムの専門知識のない経営企画担当者が、社内に蓄積されているデータを仮説（問題意識）をもってリアルタイムに検索・加工・分析し、レポートを作成することができるため。

固定的な出力帳票をベースにした集計・切りだしによる経営資料では見えにくかった問題点が浮彫りとなり、問題解決に取り組むことができるようになった。例えば、不要在庫が多い原因は生産計画の手順によるものと判明し、大幅な在庫圧縮を行うことができた。

EXCELを使って作成している営業資料は、定型帳票のデータのコピー＆ペーストや追加入力を行って毎回膨大な時間を費やしている。営業活動時間確保の為に、資料作成の効率化が必要だった。

会議前日には昼食時間が取れなかったり、資料作成が深夜に及ぶこともあったが、導入後は時間内に資料を作成することができるようになった。資料作成時間が大幅に削減されたうえ、いったん資料を作成すると毎月の資料は自動的に出力できるなど業務効率の大幅改善が実現できた。

基幹システムの再構築で、予算的に帳票開発のコストを削減する必要があった。ユーザーへのサービスレベルを下げることなく、コスト削減を実現する手段としてベストな選択と考えた。

大幅な開発コスト削減と、帳票の開発スピード向上を実現できた。また、ニーズの変化がある場合でもユーザー自身が対応できるため、システムの利用が開始された以降も継続的にコスト削減効果が見込まれる。