象印マホービン株式会社様
導入事例
導入事例
象印マホービンの基幹システムは生販統合システムとして約20年前に構築されたもので、それまで別々に稼働していた生産システムと販売システムを統合し、ビジネスの状況を一気通貫で把握することを実現した。現在もホストコンピュータで稼働し、同社のビジネスを長年支えてきた基幹システムではあるが、昨今の市場やビジネスの変化に柔軟に対応できるシステムへと再構築することとなった。 新基幹システムの開発環境は、外部システムとの連携や技術者確保の観点から、オープン環境を前提とした。これにより、従来ホストコンピュータで利用していたBIツールの見直しが必要となったのである。
BIツールの選定には複数の製品比較を行い、最終的にData Knowledgeが採用された。
経営企画部 システムグループ マネージャー 下田 哲也氏は、「最終選考に残ったもうひとつの製品は、分析機能やビジュアル面が大変よく出来ているのに、現場のユーザーに『これでは使えない』と言われました。長年データ活用を経験しているユーザーにとっては、高度なデータ加工機能や手元のCSVデータを合わせたデータ処理など、自分自身がデータ処理をどれほど柔軟に行うことができるかという事が評価ポイントだったのですね」と、当時を思い出しながら語る。
機能面以外でData Knowledge採用の決め手となったのは、圧倒的なコストパフォーマンスである。ライセンス料が他ツールと比較して安価な事はもちろんだが、事前に多次元DBを作成する必要がない為これらの設計費用や構築・運用費用がかからない点や従来利用していたツールと同じコンセプトの商品のため教育投資が最小限度となる点など、トータルコストが大幅に抑えられる事が評価されたからだ。
新基幹システムの稼働開始に先立ちData Knowledgeの活用はすでに始まっているが、ここで象印マホービンの現場におけるデータ活用のノウハウが活かされている。実は現場に公開されているデータファイルのレイアウトは新基幹システムが稼働後も変更されない手法により運営されている為、ユーザーは基幹システムの変更を意識することなく継続利用することができるのである。
すでに、生産管理、販売管理、人事給与、会計など、多岐にわたるデータ活用が行われており、同社の日々の業務をしっかりと支えている。
現基幹システム構築当時、象印マホービンはIT関連雑誌等から多くの取材を受けたが、どの記事にも共通して記載されていたのは「象印マホービンの基幹システムは驚くほどスリムである」という言葉だった。これは、「法定帳票や定型帳票以外の帳票は一切開発せず、代わりにBIツールを利用して現場でデータを活用する」というコンセプトの結果がもたらしたものである。
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