BIツールを使いこなそう!BIツールにおける「データ共有」

BIツール

企業が持つデータを収集・分析するBIツールは、もともと経営戦略に用いられてきました。もちろん現在もこのような使われ方が多いのですが、最近では操作性が向上し、専門知識を持たない一般社員にも広く使われることを前提とした製品も数多く存在します。そこで今回は、そのBIツールについて解説しましょう。

いろいろなBIツール

単に「BIツール」と言っても、いろいろなタイプが存在します。分析のレベルひとつとっても、比較的簡単な分析を想定したタイプのものから、ビッグデータをさまざまな角度で分析する本格的なものまでさまざま。

元々は一部の専門家しか扱えませんでしたが、時代と共に操作性も向上し、近年のBIツールは一般の社員にも扱えるよう設計されています。中でも「データ共有型」は社員間でデータを共有することに特化したタイプで、専門知識を持たない一般社員でも気軽にBIツールを扱えることができると評判です。

データ共有型BIツールのメリット

それでは、データ共有型BIツールのメリットをご紹介しましょう。

操作が簡単

データ共有型のBIツールには、操作性を重視したものが多いという特徴があります。何故ならデータ共有型は、専門知識を持たない素人が想定されるユーザーに含まれているからです。

データ活用ノウハウの共有

データ共有型最大のメリットが、データの活用方法などが社員間で共有できるという点です。いくら操作方法が簡単でも、素人にはどのようなデータをどのように活用すればいいのか分かりません。しかしデータ共有型なら安心。BIツールの分析に長けたパワーユーザーの分析ノウハウを、一般ユーザーが知ることができるからです。

さらに、過去に用いられた分析方法は先人の知恵として記録されるので、使えば使うほどデータ活用ノウハウが集約されていきます。

その一方で課題も

このように、とても便利なデータ共有型のBIツールですが、共有型ならではの課題も存在します。その典型例が「導入の失敗」です。

取っ付きにくいイメージが根強い

いくら操作が簡単でも、BIツールを知らない人にとっては未知の領域です。いきなり「便利だから」とツールだけ渡されたところで誰も使いません。取っ付きにくいイメージを払拭し、「BIツールは簡単で便利なもの」というイメージをどうやって変えるかがポイントです。

浸透するまでのプロセスが重要

人間、やりたいことができなければストレスに感じます。最初はBIツールを使ってみたとしても「やっぱり使い慣れたシステムの方が良い」なることも多いのが現状です。やはり、多くの社員に使ってもらおうとする分、導入方法をしっかり考えておくことが重要。導入意義を説明し、丁寧に操作方法の解説を行うなど、浸透するまでのプロセスをしっかりと組み立てましょう。

導入で失敗しないために

BIツールを導入する上で大切なのは、「利用する目的」をしっかりイメージできているかどうかです。ただ単に「流行っているからうちも導入してみよう」「便利そうだからとりあえず採用」などという考えでは失敗しかねません。また、企業の実情に合ったBIツールを選ぶことも失敗しないためのポイントです。この辺りのミスマッチが起きないように、BIツール導入の際には経営陣・システム担当・現場担当がしっかりとコミュニケーションを図っておくと良いでしょう。

共有は成長へと繋がる

データ共有型のBIツールのメリットとデメリットを理解できたでしょうか。今や社員一人ひとりがBIツールを使う時代。分析ノウハウは役立つデータだからこそ皆で共有した方が効率的です。そして、より多くの社員に知ってもらうことで会社全体の成長へと繋がるのです。

 

参考:

データ分析だけではない BIツールの機能とメリット|ITトレンド

BIとは?図解でわかるビジネスインテリジェンス【ツール/機能比較表あり】|ボクシルマガジン

全社員のデータ活用を実現するナレッジ共有型BIツール Data Knowledge|ITトレンド

データと人をつなげる、次世代共有型BIプラットフォーム Yellowfin|ITトレンド

BIツールシステムの導入における失敗例|ITトレンド